1) 小学生を対象に、各家庭から参加可能な、スポーツを楽しみ、能力を向上させることを目的とした「オンライン運動プログラム」を実施した。プログラムにおいては、参加者の動きについての初回・中間・最終時点での動画分析による指導やアンケートを行うことで、コロナ禍での運動不足の解消だけでなく、運動能力向上に関する評価を行った。また、参加者が日々の睡眠時間や体調を入力し、振り返ることことを容易にするウェブアプリケーションを活用し、生活リズムの乱れを改善する取り組みも行った。
2) 港北区内の小学生を主な対象として夏休み期間中に「オンラインラジオ体操」を実施した。ラジオ体操、クイズ、オリジナル体操で構成される20分程度のオンラインプログラムで、地域交流・活性化へのICTの活用も狙い、10日間実施した。日替わりの地域ゲスト、毎回発表されるひらがなを集めてプレゼントに応募できる企画など、継続的な参加を喚起する工夫も取り入れた。また、「慶應スポーツSDGsプロジェクト」の協力を得て、スポーツとSDGsの関係について学ぶ時間を毎回設けた。屋外のラジオ体操と比べて保護者が気軽に子供と一緒に参加できるというオンラインならではの作用もあり、毎回の参加者が500名を超える活況な取り組みとなった。
神奈川県横浜市港北区
2017年6月1日~
スポーツの“苦手意識”を、データの力で学ぶ意欲に。慶應大院教授が、小学校の体育で実現したいこと(ハフィントンポスト )
小学生が体験 トップアスリートの「オンライン運動プログラム」-慶應義塾、港北区の連携事業- (慶應義塾からのプレスリリース)
港北オンラインラジオ体操2020(横浜市港北区からのリリース)
https://www.kpa.sdm.keio.ac.jp/online-radio-kohoku2020/
https://www.kpa.sdm.keio.ac.jp/online-radio-kohoku2020-archive/
ニューノーマル時代のオンラインスポーツコーチング(FINDERS: 和田康二 大学院システムデザイン・マネジメント研究科 特任助教)
慶應義塾大学大学院システム・マネジメント研究科と横浜市港北区役所の連携協定に関する協定書
日吉
大学院SDM研究科 教授 神武直彦
sdm@info.keio.ac.jp