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[報告]「弦楽四重奏の世界 クァルテット・エクセルシオ特別コンサート」

概要

2010年1月15日（金）、日吉キャンパス協生館「藤原洋記念ホール」にて、「弦楽四重奏の世界　クァルテット・エクセルシオ特別コンサート」が開催されました。教養研究センター日吉行事企画委員会（HAPP）の主催による演奏会で、「慶應義塾創立150年記念未来先導基金」と文部科学省「教育GP」により昨年10月から12月にかけて行われた教養研究センター「音楽実験授業」の集大成として、プロの弦楽四重奏団の演奏会を受講生（学生有志）がプロデュースするという企画でした。

実験授業の招聘講師でもある当夜の出演者「クァルテット・エクセルシオ」は、日本を代表する常設の弦楽四重奏団で、近年「新日鉄音楽賞」受賞などでも注目を集めている実力派です（http://www.quartet-excelsior.jp/）。そのような一流プロと学生たちが一丸となって創り上げたステージは、メンバーの演奏家（西野ゆか、山田百子、吉田有紀子、大友肇の各氏）へのインタビューを交え、クラシック音楽に馴染みのない聴衆にも前衛的な現代曲やベートーヴェンの大曲まで興味深く聴かせる、大胆で啓発的なものでした。

当日は300名近い来場者があり、演奏はもとより、弦楽四重奏の魅力を初心者にも楽しく体験できるよう工夫された構成が大好評でした。