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お知らせ・イベント情報

ピノキオコンサート
~大人とこどものための音・学・会 at 慶應義塾大学~ 開催

2023年5月31日
社会・地域連携室

2023年5月27日、アルゲリッチ芸術振興財団(https://argerich-mf.jp/)と文字・活字文化推進機構(https://www.mojikatsuji.or.jp/)との共催により、港区立小学校3年生以上の親子を対象とする「ピノキオコンサート ~大人とこどものための音・学・会 at 慶應義塾大学」が開催されました。

ピノキオコンサートはクラシック音楽を通して、子どもたちの想像力や心の成長を育み、大人たちは心豊かで穏やかな社会を創るためにどんなことができるかを一緒に考えていく「演奏とおはなし」のコンサートです。

はじめに、岡田英史常任理事から家庭教育を大切にした創立者・福澤諭吉のエピソードとして『童蒙おしえ草』や「ひびのおしえ」の紹介があった後、アルゲリッチ芸術振興財団の副理事長でピアニスト、ピノキオコンサートの発案者である伊藤京子氏からピノキオコンサートの主旨と、大分県が同財団のホームであり福澤諭吉の故郷でもあることなどのお話と挨拶がありました。

コンサートはヴァイオリン奏者の後藤康(ごとう・こう)氏と横島礼理(よこしま・まさみち)氏によるモーツァルト作曲「2台のヴァイオリンのための二重奏曲op.70」の演奏から始まりました。続いて、アナウンサーで絵本専門士の古賀涼子氏による久留島武彦著『弾きがえる』の朗読が披露されました。蛙のゲコゲコした鳴き声の朗読に続いてヴァイオリンの弦が鳴り響き、締めくくりは心躍るようなヴァイオリンの明るく楽しい演奏の演出に、ヴァイオリンの表現と一緒に子どもたちの表情も変化し、会場は朗読と音楽と親子が一体となって豊かな空気に包まれました。続いてルクレール作曲「2つのヴァイオリンのためのソナタ集op.3-5」、エルガー作曲/横島礼理編曲「愛の挨拶」の演奏の後、最後は有名な『ピノキオ』の朗読とハーライン作曲/横島礼理編曲「星に願いを」の美しく夢や希望を感じるヴァイオリンの調べが届けられ、子どもたちの心の成長の願いが込められたピノキオコンサートは終了しました。

本公演は、本学と港区、港区芝地区総合支所と連携事業により形成された運営施設「芝の家(http://www.shibanoie.net/)」、「ご近所ラボ(http://gokinjo-i.jp/)」にも同時中継が行われ、三田キャンパス地元地域の方にもお楽しみいただきました。

ピノキオコンサート ~大人とこどものための音・学・会 at 慶應義塾大学~ 開催

岡田英史常任理事挨拶

ピノキオコンサート ~大人とこどものための音・学・会 at 慶應義塾大学~ 開催

伊藤京子アルゲリッチ芸術振興財団
副理事長挨拶

ピノキオコンサート ~大人とこどものための音・学・会 at 慶應義塾大学~ 開催

横島礼理氏(左)と後藤康氏によるヴァイオリン演奏の様子

ピノキオコンサート ~大人とこどものための音・学・会 at 慶應義塾大学~ 開催

古賀涼子氏(アナウンサー・絵本専門士)による朗読の様子

ピノキオコンサート ~大人とこどものための音・学・会 at 慶應義塾大学~ 開催

会場の様子