慶應義塾は、このたびの「東北地方太平洋沖地震」により被害を受けられたすべての被災者の方々に対し、義塾社中が一致協力し最大限の支援に努めたいと考えています。
かつて福澤諭吉は、明治時代の磐梯山噴火、濃尾地震、三陸大津波といった災害に際して『時事新報』を通じて義援金を募り被災地への支援に尽力しました。慶應義塾は、この伝統を継承し、まず以下のような支援を実施します。
(1)緊急に必要とされる医療支援のために、慶應義塾大学病院の医師・看護師・薬剤師・事務職員からなる「慶應義塾救援医療団」を、東京都との協力により気仙沼地域へ派遣します。 この第1陣は、3月17日(木)に東京都から提供される都バス車両により東京を出発し医療支援活動に入ります。以後は順次チームが交代して支援を継続していきます。
(2)義援金等を、慶應義塾と慶應連合三田会との協同で募り、被災地へ届けます。その具体的な方法等についてはすみやかに決定し、この慶應義塾Webサイトにおいて発表します。
2011年3月15日