静岡県水産・海洋技術研究所、静岡大学との共同研究で特定の魚由来物質のスクリーニング結果から、物質Aに注目した。まず、in vitroの実験で、 物質AにHIF阻害作用があることを確認した。次に、加齢黄斑変性のモデルであるレーザー誘発脈絡膜新生血管(CNV)マウスを用いた実験では、 物質AがCNVの面積を縮小させることを見出した。さらにqPCR解析により、 物質AはIL-6をはじめとする炎症因子の発現を抑制することが判明した。これらの結果は、物質Aが加齢黄斑変性に対する新たな治療薬となる可能性を示唆する。
静岡県
2019年10月〜
マリンバイオテクノロジーを核としたシーズ創出研究業務委託
静岡県水産・海洋技術研究所
静岡大学農学部
信濃町
栗原俊英(医学部准教授)
kurihara.z8@keio.jp
低酸素応答制御機能を持つ静岡県産魚類由来成分の探索と疾患制御
2019年10月〜
低酸素応答制御機能を持つ静岡県産魚類由来成分の探索と疾患制御
2019年10月〜
低酸素応答制御機能を持つ静岡県産魚類由来成分の探索と疾患制御
2019年10月〜