貧酸素水塊の流れ込みのモニタリングと養殖魚のへい死発生メカニズムの解明を目的として、海上での遠隔観測モニタリングシステムに研究開発している流速センサを組み込み、システムを静岡県沼津市の内浦湾の生け簀に設置した。流速センサは、ピトー管を模した形状となっており、海中の水流によって生じる圧力と水深による圧力の差を差圧センサで計測し、その圧力差から流れの速度を算出するものとなっている。表層から海底付近の多点で計測を実施している。
静岡県沼津市
2023年6月8日~2024年3月8日
(株)MizLinx、内浦漁業協同組合、(株)ウィンディーネットワーク、静岡県水産・海洋技術研究所、(一財)マリンオープンイノベーション機構
矢上
理工学部 高橋英俊准教授